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2019年05月10日

「女の人だ…」。




 とくに書くことも無い

 けどやっぱ書いてみる
 
 今日は伊集院光の怪談を聞いていた

 といっても、
すでに何回か聞いているものだ

 でも、やっぱ聞くたびに怖い、ではある…(笑)←(笑)って何だよ?!怖いんじゃないのかよ?ではあるが……(笑)。


 てなわけで

 怪談には〔パターン〕があるので、
創作することもそりゃ全然できるのであろう………
が、怪談に詳しい?人や
よく知っている聞いている人に言わせると、それが作り話か経験談か結構、気づくものらしい……。

 とはいっても、
私は全くわかりません(^_^;)

 でも当然、わざわざ聞くということは それがホントかどうかの真為を確かめたいからじゃなくて、ドキドキするような心の運動を起こしたいからだ……(照)

怖かったり
ゾッとしたり
そういうのをしたくて
好きで怪談を聞いているわけでね、怖ければリアルも創作もどっちだっていいどっちもいい。(笑)( ̄ー ̄)ニヤリ
 

でもこんな私でも時々は
“さすがにそりゃ無えわ”
って
つっこみたくなる話もいくつかあったな…(笑)  
けど
どういうのに対して
どこで それは無いわ~ 

感じたか
それは忘れちゃってるけどね…(←なんだそりゃ(-_-;意味ないじゃん┐('~`;)┌(笑)(^_^;))



さてさて、 
ところで、

これは別に
怪談に限ったことじゃ全くないですが、

聞いた話を
別の誰かに話すとき、

その登場人物のことを
名前/固有名詞で言ったり
または間柄や役柄?を表す名詞で指したり、あるいは代名詞をつかったりして話をすると思いますが

私は、とくに
伊集院さんがする語りのなかで 口にする  

 “女の人” 

という言い方に
ことさら
グッとくる……のであります…(〃ω〃)



 て、わかりにくいか………


ちょっと
説明しますと……(^^;


例えば…こんな話のなかで……
 
  ↓

「……これは俺の友人タカちゃんから聞いた話なんだけども…」
と 伊集院さんは話し出します 
 
……(ただし、以降はママじゃなくて、私の意訳、というか耳コピというか、YouTubeとかで聞いたやつをここで思い出しながら書いてます……)


 → タカちゃんは運送のバイトをしていて
 その日は都内ではなく近隣の県からの依頼で、ある家から要らない荷物を運び出すことになっていた


 ところが、
現場に近づくにつれ そこが初めて来る場所にもかかわらず、目に飛びこんでくる景色は どこか見覚えがあった……

 「ここだ」

 到着した家屋の前
 に降りた瞬間、
タカちゃんの記憶は決定的なものとなった


…俺ここに来たことがある…


 記憶の輪郭が取り戻されるように 甦ってくる…!

 そうだ、俺は向こうの方から ここの門のとこまで歩いてきたんだ 
 すぐ そこにある 駄菓子屋に行こうとおもって 

 で、、、そう確か…
 二階から…

 滲み出す記憶に導かれてゆくうちにひとつ、またひとつ と 思い出されてくる  

 あのとき…… 目の前に

 たしか…… 赤い折り紙かなんかで折った…紙風船が降ってきて そう、で足元に落ちた…コロンって………
で、それを拾うそんで上を見上げる…

 …ぁ…
  女の人、だ……

 そこに女の人がいたんだ
 二階の窓からこっちを見てて 声をかけられたんだ…… 

「ねぇどこいくの」

「そこの駄菓子屋さん」

「……そう…  …ねぇ…?  私と…おともだちになってくれない?… 私はね、あやめっていうの…」 

「うんいいよ。ぼくはタカフミです。 ねぇこっちに降りてきて一緒に駄菓子屋に行こうよ」

「……ウーン…それは無理なの…私ねこっから出られないんだ…」

「…そうなんだ……じゃぁ…
明日は? 明日ぼくが君の部屋に遊びに行くよ!」

「ほんと?!じゃあ約束ね」

「うん!約束!じゃ明日ね~ばいばい」

……なぜかそんなやりとりが克明に思い出される…


「…おい!何してんだ
 さっさとしろ!」

「あ、はい」

先輩に呼ばれて中に入る、

と、家主であろうか… まるで萎びた老木のような老爺がヨロヨロとやってきて
段取りの説明をしている…


タカちゃんは何気なくあたりを見渡してみる……
果たして、門から先、それからこっち家のなかの記憶が
全く無いのである…


 そうか………結局部屋には遊びにいけなかったんだな………


 しかし あやめ、
という名前を思い出してしまった以上気になって仕方がなくなった彼はとうとう意を決し、直接、家人に訊ねてみることにした…

 「あのぅ……あやめさんは今…どうしてらっしゃるん…
」   
ですか? と、言い終えるが早いか突如烈火のごとく怒り出した老人は一体どこにそんな大声が!?というほどに
強く叫び出した
「うちにはそんな女の子はいない!」
「何を言うんだおまえは!
私はこの家にずっとひとりで住んでるんだ!」
「ひとのプライバシーに立ち入るとはおたくの会社は一体どういう教育をしてるんだ」
「もういい!今すぐこいつをつまみ出せ!でないと業者を変える!!」
と とりつくしまもない

「女の子って…自ら言ってるじゃないですか」
タカちゃんは心のなかでそう言いかけたものの一向に怒りがおさまらない老人におされ


タカちゃんは結局
帰るほかなかった。


とはいえ、
一旦思い出すと余計に気になるのは人情だ……しかもあの尋常ではない怒りよう……
最早、何かあるのは決定的だ!


 そうだ 母親、
母親に訊いてみよう…


 突然のそんな問いだ
 母親は勿論驚いている


「え?!なに?懐かしい~~そうそう、そうよ~居たわよあんた~でもそんな小さい頃のことよく覚えてるわね~~…あ、でも…たしかあそこにいたの、2週間くらいよ…?」



彼の両親は彼が3才くらいのときに離婚していた


しかし、
親権のことで揉めていて
 半ば連れ去られるかたちで父親の実家の方に連れていかれていたのであった


 タカフミとあやめが会ったのは、

 そっから母親のもとに戻るまでのたった2週間を過ごすなかで起こった、ほんの数分間の出来事だったのである……そしてどうやら、自分は
あやめと交わした約束を
翌日には、すっかり忘れてしまったのだ…………


 母親と話し終えると
彼はすぐに同行していた同僚に電話をかけ、現場の様子を聞き出した

「あ、おつかれさん……
 あのさ、そこの家、2階行った?どうだった?」

「うん二階…なんか……気味悪かった…」

「え?…どんなふうに?」 

「…う…ん。アレは……、
子ども用なのかな……?
なんか、小さめの車椅子があった、…あ、今写メ送るわ」


程なく着信があり
同僚から
2、3枚の写メが送られてきた

写っていたのは


埃だらけの小部屋のなかポツネンと……乗り手を失ったまんまで そこに ただ…放置されている、小ぶりの車椅子


そして床を覆うように散らばった赤い紙風船とおぼしきものが…それは、それはたくさん…



それから

壁中に

書きなぐられた





たかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さないたかふみ許さない……………………………………………………………………………………………………………………………………





めっちゃ
こえーーーーーーーーーーーー!!!!!!(泣)(泣)(泣)(悲鳴)ぎゃぁーーーーー


あれ?


話結局全部書いたがな!

(-_-;)

そっちでは無くて
伊集院さんが語る話のなかで


「女の人…」

というときのその言い方のトーンがなぜか好きなんだよな私………ってことが
言いたかったのです(照)


伊集院さんの女性観
のようなものや
伊集院さんの少年時代の
情動のようなもの
それが動かしていたであろう景色やそれとともに立ち上ってくるような匂いや音が
孤独さを通して伝わってくるのだ 
例えば、からっぽさ、その空洞があるから太鼓はあんなふうに鳴るみたいに
伊集院さんが発する
「女の人」というひびきには不思議なトーンが宿っているのです
そんなふうに聴こえてくるんだよね………(^_^;)何故かあたしの耳には、ね。(照)


さて、今夜は
このへんで
おしまいにしようか。


長々と、(とはいえ、伊集院さんのネタ書いただけですが)、(-_-;)(笑)おつきあいくださいましたこと、心よりありがとうございます!


お疲れさま~

ではではまたねヽ( ´ー`)ノ






Posted by re-pp at 22:40│Comments(0)
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